赤ちゃん連れで飛行機に乗る時の座席指定の裏技

0歳~2歳未満の赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る場合、まだ座席の購入が必須ではないので殆どの方は膝抱きで乗られるのではないでしょうか。

2歳以上の子供の場合も同様ですが、特に膝抱きの赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る場合は座席の位置がとても重要です。最近はほとんどの航空会社が有料、または無料で事前に座席を指定することができますので事前にベストな座席を指定しておきたい所…ではどこを選ぶのが最善なんでしょうか。

バシネット(ベビーベッド)を利用する場合

まだ赤ちゃんがとても小さい場合はバシネットと呼ばれる赤ちゃん専用のベッド席を利用する事ができます。この場合、必然的に座席の位置は決まってきますので、航空会社に電話してベビーベッド席の利用を希望することを事前に伝えておいて下さい。

デルタ航空の場合については別記事で書いていますので参考まで。

航空会社への相談

通常の旅行者であればともかく、赤ちゃん連れという事であればまずは赤ちゃんがいるんだけど隣に人が来ないような広めの席にできませんかねーと航空会社に電話で相談してみるという方法です。

まあ、電話では実際の所ほとんど意味はないように感じますが、担当者によっては特に日系の航空会社とかだと真摯に対応してくれたり、「空き状況次第ですがリクエストとして承っておきますので、当日チェックインの時に再度ご確認ください」というような事を言ってくれる場合もあります。

そして当日早めに空港でチェックイン手続きを行い、その時にも同じように空いてる席がないか一言確認してみましょう。事前に座席指定をしていても当日席がたくさん空いた場合、ここでより良い条件の席に変更してくれる事があります。

事前に座席指定する場合

では事前に座席指定をする場合、どの位置を指定するのが良いでしょうか。前方の乗り降りがしやすい席、おむつ替えなどお手洗いに近い席が良いとする記事が目立ちますが、あくまでも私個人が経験した限りではこれらはあんまり重要ではありませんでした。

他にも翼の横はエンジン音が特にうるさいので避けた方が・・などもありますが、大して変わりません。

前方の乗り降りしやすい席で無くても良い理由

早く乗れて早く降りれるので前方の席が良いと思いますが、そもそも子連れの場合はどの航空会社でも優先搭乗が受けられますので、座席の位置にかかわらず最初に乗れます。

しかし、最初に乗ってしまうと他の乗客が乗り終えるまでの間ずっと機内で待つ事になり、飛行機用に練った対策やおもちゃを早期のうちから使う羽目になる事もあり、それはそれで大変です。

降りる時は確かに少し時間はかかりますが、あえて前方の混雑しやすい席を選ぶほどのメリットは感じなかったなーというのが個人的な感想です。

お手洗いに近い席でなくても良い理由

お手洗いに近い席の方がおむつ替えなど便利な半面、トイレ利用者が近くを通るので落ち着かないというようにメリットデメリットがありますが、今まで赤ちゃんと何回か飛行機に乗り機内でおむつを替えたのは1回だけでした。

もう少し回数が増えるにしてもそこまで頻繁に使う場所ではなく、移動が苦になるような距離でもないので、あえて人通りが多いトイレの近くを選ぶ必要はないかなと。

ただ、トレイ周辺は少し通路が広く踊り場みたいになっている事が多いので、だっこしてあやせるという意味では良いかもしれません。

座席が埋まっていく順番

飛行機の座席が埋まっていく順番にはある程度の規則性があります。

こんな感じ
  • 乗り降りに便利な前方の座席が先に埋まっていきます。事前に座席指定をしていない人も当日チェックインの際に前方から席が割り当てられて行きます。
  • 次に最後方が埋まります。前方の混雑を避けたい人や後方にある独立席目当ての人、リクライニングがしたい人。国内線に関しては学校などの団体が後方にまとめて席を確保している場合があります。
  • 比較的最後まで空きが出やすいのが中途半端な中間~後方席です。
  • 座席単位で見ると通路側の席が先に埋まり次に窓側、両隣のある真ん中の席が最後まで空きがちです。

3列・3列・3列の座席配置の場合

飛行機の座席配置が上画像のように、3列・3列・3列の飛行機の場合、どのように座席を指定するのが良いでしょうか。一人旅であれば48の一番左側の席が一番良い席と考えますが・・・

座席を使う赤ちゃんがいる場合

夫婦二人+座席を使う子供(赤ちゃん)のような場合は何も迷う必要はなく、3つ並び席を取れば問題ありません。赤ちゃんがいる場合は非常口付近は避け、前方と一番後ろも避け、窓側を含めた3列並び席があればそこにします。上の図であれば窓側を含んだ並び席が無いので中央の49とかに3席確保しちゃいます。

膝抱きの場合

夫婦二人+膝抱き赤ちゃんの場合、使える座席は2席、しかし座席は3列・・・という事は最悪の場合、隣に誰か座る可能性があるという事。航空会社側も考慮してくれるのであまりそういうケースは無いかと思いますが、100%ではありません。

横並びに2席確保しても良いですが、その場合、人気の通路側か窓側の席が必ず隣に1席空いてしまうという事。そこで、間に一席挟んで座席を指定してしまいます。

■■□ □□□ ■■□(2席並びで取ると必ず人気の窓側or通路側が開いてしまう)

 □□□ □□□(そこで、間一席を空けて座席を指定する)

これは赤ちゃん連れでなくても行われる比較的ポピュラーな技で、両隣に誰か座ると分かっていればあまりそこには座りたくない・・・という心理を利用し最後まで空席のままになる事を狙った方法です。もし万が一誰かが間に来てしまっても、「通路側と変わってください」とお願いすれば条件が良くなるので殆どの場合変わってくれるでしょう・・という魂胆です。

これをやる場合は最後尾や前方席では無く、中間~後方席にした方がより安全です。

 

2列・3列・2列席の場合

座席を使う赤ちゃんがいる場合

夫婦二人+座席を使う子供(赤ちゃん)のような場合は迷うも何も・・・最後尾と前方席を避けた中央の3列席。

膝抱きの場合

夫婦二人+膝抱き赤ちゃんの場合、このケースが一番悩む。窓から外が見れるという事と確実という理由から私はいつも2列席で予約していますが、飛行機の込み具合を考慮して三列席を真ん中空けで取るという方法もあります。

無用なギャンブルをしたくない場合は素直に二列席を取るようにしましょう

赤ちゃんと海外へ行く時に読んで頂きたい事

今まで赤ちゃんと一緒に飛行機へ何度も乗り、海外へも行っている経験を元に赤ちゃんと一緒に海外旅行へ行く時に是非知っておいて頂きたい事を結構まじめにまとめました。

赤ちゃんと海外旅行へ行く前に読んで頂きたい”もしも”の時の事

ただでさえリスクの高い赤ちゃんと一緒の海外旅行、実際にあった事やその時の行動などを知っておく事で万が一同じ状況に置かれた時により適切な行動をとる事ができると考えております。

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この記事を書いたのは
山口

人気の場所から治安の悪い国まで様々な国に渡航経験があり。多い時はホテルに月間15泊以上、海外野宿・ゲストハウス、民泊から一流ホテル、クルーズ船まで大概制覇。英語は全く得意じゃないけど何とかなっています。